と言う訳で、5/15,16の2日間にわたって開催されたIMSTA FESTAですが、今回はどうしても見たかったものがあったので、早々とセミナーの予約をして参加しました。
その見たかったものというのは、5/16に開催された、
IMSTA 基調講演 「音楽の未来について」
伊藤博之(クリプトン・フューチャーメデイア株式会社)、津田大介(評論家)
でして、ソフト音源や初音ミクに代表されるVOCALOID CVシリーズなどの音楽ソフトを開発・販売する傍ら、ピアプロや先日発表されたRouteRなど一般クリエイターに対して創作の門戸を広げる立場の代表としてクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長と音楽配信メモを始め、音楽系ネットラジオの伝説的存在とも言えるMOK Radioなど様々な形で「ネットと音楽の関係」を語ってきた津田大介氏との講演と言うこともあって、このセミナーだけ予約が締め切られ、直前になってustreamでの中継が行われる程注目が集まっていたようです。
#ただ、ustreamの中継に関しては中継が上手くいってなかったとの話を聞いているのですが‥‥。
概要に関しては、TogetterやそそそPのblogにまとめられていますので、そちらの方をご覧になって頂くとして‥‥、
Togetter – まとめ 津田大介×伊藤博之(クリプトン)「音楽の未来について」
sososo blog – 【IMSTA FESTA】伊藤博之氏と津田大介氏の講演まとめ
実際に講演を聞いて思ったことをつらつらと書いていきます。
伊藤社長も津田氏も立場は違えども、現在の音楽業界に対する問題点やこれからの方向性に関して同じ様な認識を持っていると言う事と、伊藤社長はそれに対する答えのひとつとして「RouteR」という形で提示した事、津田氏はネットを利用して成功した事例(相対性理論、MIKA、神聖かまってちゃん、まつきあゆむ)やライヴ中心のビジネスモデルの例などを提示した上で今後の音楽ビジネスモデルについての方向性を示した事が講演のキモかなぁ、と感じました。
確かに今のVOCALOIDのムーヴメントは一般のクリエイターやそれを支えるファンが中心となって築き上げたものだし、アーティストがネットを利用した成功例もレコード会社などの「中間業者」を挟まずに直接ファンとのコミュニケーションから成り立った結果、というのもある訳で、そういう意味では、二人の共通認識としてあるものは「(アーティスト/クリエイターとファンの)直接的なコミュニケーション」というものかな、と思います。
とすると、講演では触れられていませんでしたが、「直接的なコミュニケーション」でもうひとつ挙げられるのは「M3」「MUSIC COMMUNICATION」、そして今秋開催予定の「DoM」などと言ったいわゆる「同人音楽イベント」と言ったものもそれに含まれる様になるのかなぁ、とも思ったりします。まぁ、同人音楽に限らずインディーズの方にも飛び火する可能性ある、という僕の勝手な考えではありますが。
#インディーズ方面での同人音楽イベント的なものもニーズとしてそこそこあるかも知れませんし。
色々と考えていくと、今後は作る側と聴く側の距離というのが近くなっていくのだろうな、という風に感じます。
尤も、近付き過ぎる事で起こりうる弊害もあるので、試行錯誤をしていく必要があるかと思いますが‥‥。
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